こんにちは。兼子です。

そんな強欲な方にXPPenの板タブを紹介したいと思います。
XPPenと言えば、今やWacomに続きペンタブレットシェア率2位のタブレットメーカー。
その特徴はとにかく安い!
僕は普段XPPenの液タブや板タブを使った事があるのですが、描き味もかなり良いです。
ただね、種類が多くてどれを選べばいいかわからん!って人も多いと思う。
というわけで、XPPenの板タブの種類について、またその中でもおすすめ機種について紹介したいと思います。
今現在板タブを探している方は参考にしてみてください。
この記事はこんな方におすすめ
- XPPenの板タブに興味がある方
- 板タブを探している方
XPPenの板タブの種類は大きく分けて【Star】【Deco fun】【Deco】【Deco Pro】の4種類
XPPenの板タブはまず大きく分けて
・Star
・Deco fun
・Deco
・Deco Pro
の4種類です。(2021年現在)
基本的にStarやDeco funは初心者向け、Decoは中~上級者向け、Deco Proはプロ向け、といった感じのラインナップになっています。
Deco FunとStar
まずDeco funについてですが、これは一応ゲーム用の板タブレットのようです。
OSU!というリズムゲームで使える!っていうのが売りになっています。
ただし、8192レベルの筆圧検知が付いていて、イラストを描く場合でも十分使える模様。更に充電もいらないバッテリーフリーのペンです。
サイズはXS、S、Lの3種類ありますが、XSのみ傾き検知が付いてないので注意してください。
値段も約3,500円でかなり安いです。
お金をあまり掛けたくない人や、ちょっと絵が描ければ十分という人はこれでも使えると思います。
そしてStarシリーズも比較的安価で初心者におすすめなラインナップとなっております。
ショートカットキーが少ない物や小さいサイズのものが多いです。また、スマホ向けに作られた縦長タイプの板タブもあったりします。
Deco
続いてPro向けまでとは言えないが、中~上級者向けの板タブがDecoシリーズ(多分)。
Proモデル程じゃなくていいけど、しっかり絵が描きたい!って人はこのモデルから選ぶと良いのかと思います。
が!
このシリーズラインナップがめちゃくちゃ多い。
公式サイトのラインナップを見ると何種類もあって一体何が何やらって感じになっております。
Deco Pro
最後がPro。こちらのラインナップはMサイズとSサイズの2種類のみです。
※新たにBluetooth対応の物も出ました
XPPenの中では一番上位モデルの板タブ。
ショートカットキーの豊富さや、PROらしいかっこいいデザインが特徴的。
2023年8月追記 Deco Pro Gen2が発売
2023年8月に、DecoProから新製品が発売されました。
なんと付属で左手デバイスが付いてきたり、Bluetooth接続が出来るほか、業界初の16384レベルの筆圧検知ができる板タブとなっております。
サイズは3サイズで、値段は19,899円~となっております。
おすすめモデルとスペック
そんな感じでXPPenの板タブはかなり種類が多いです。
板タブって見た目も黒い塊って感じであまり差がないので分かりづらい。
公式ストアのラインナップを見ても、正直何が何だかって感じ。
というわけで、個人的なおすすめをいくつか紹介しておきます。
Deco Pro Gen2
とにかく良い物を使いたい!って人におすすめなのが、最新の機種【Deco Pro Gen2】
2023年8月現在、間違いなくXPPenの板タブの中では最も性能が良い機種になっています。
Deco Pro MW | Deco Pro LW | Deco Pro XLW | |
寸法 | 283 x 227.1 x 10.66 mm | 333 x 258.1 x 10.66 mm | 435 x 313.1 x 10.66 mm |
作業エリア | 228.6 x 152.4 mm | 279.4 x 177.8 mm | 381 x 228.6 mm |
ペン | 16384レベルのバッテリーフリースタイラスペン 傾き検知あり | 16384レベルのバッテリーフリースタイラスペン 傾き検知あり | 16384レベルのバッテリーフリースタイラスペン 傾き検知あり |
解像度 | 5080LPI | 5080LPI | 5080LPI |
レポートレート | 200 RPS | 200 RPS | 200 RPS |
動作時間 | ≥10時間 | ≥10時間 | ≥10時間 |
※レポートレートとは1秒間にペンの位置や筆圧を検知するスピードみたいなものです。
ちなみにサイズに関しては、正直好みの問題ですが、心配な方は後から作業エリアを小さくすることもできるので大きい方を買った方が無難だと思う。
Deco MW(LW)
もう少し値段を安くしたい方は、Deco MWか、LWがおすすめ。
こちらもBluetooth接続が可能で10時間の連続使用が可能です。
値段はMWが約8,500円、LWが約11,000円とDeco Proと比べてお手ごろ価格です。
初心者から上級者にもおすすめです。
Deco MW | Deco LW | |
寸法 | 259.8 x 157.8 x 8.8 mm | 315 x 187 x 8.8 mm |
作業エリア | 203.2 x 127 mm | 254X152.4mm |
ペン | 8192レベルのバッテリーフリースタイラスペン 傾き検知あり | 8192レベルのバッテリーフリースタイラスペン 傾き検知あり |
解像度 | 5080LPI | 5080LPI |
レポートレート | 200 RPS | 200 RPS |
動作時間 | ≥10時間 | ≥10時間 |
こちらももう少し大きいLサイズもありますので、サイズに不安がある方は大きいサイズがおすすめ。
Deco LWは実機を使用したレビュー記事もありますので、気になる方は是非下記の記事も参考にしてみてください。
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【XPPenの板タブ】iPhoneでも使えるBluetooth対応板タブDeco LW実機レビュー
こんにちは。兼子です。 先日XPPenさんから、Bluetooth対応の板タブ、Deco LWをご提供頂きました。 近年色々な物がBluetoothに対応し、無線化してきたが、今や板タブ ...
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安いけど良い
XP-Penは安くて心配...って人もいるかもしれませんが、僕は普段XP-Penの液タブを使っているのですが、描き心地はめちゃくちゃ良いです。
安価でありながらしっかり使えており、全然安くてもちゃんとしているメーカーです。
そもそも今やWacomに続いてペンタブレットシェア率2位の会社ですから。

なのでね、安くていい感じの板タブをお探しの方はXPPenの板タブを検討してみてはいかがでしょうか。
また、液タブと板タブで迷っている方には、液タブにも板タブにもなる大画面液タブ、Artist22セカンドをレビューした記事もあるので是非こちらも参考にしてみてください。
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【XP-Pen】Artist22セカンド実機レビュー!視差や描きやすさ、Artist Pro16やArtist24との比較
こんにちは。兼子です。 兼子 この度新しい液タブを買いました タイトルにもありますが、XP-PenのArtist22セカンドという液タブです。 なんでこれを買ったかという、 ...
続きを見る
メーカー公式ストアで買うのが一番お得?
ネットでの買い物はAmazonや楽天のみ!って人も多いと思うけど、XPPenはメーカーの公式ストアで買うのがおすすめです。
理由は保証が長くなるから。
XPPenでは通常保証期間が1年なんだけど、公式ストア限定で1.5倍の1年半になります。
タブレットは精密機械なので、保証は絶対長い方が良い。
またXPPenでは公式サイトで買った人のみ対象のレビュープレゼントキャンペーンなんかもあったりします。
どちらも送料無料だし割高になっていることもありません。
むしろセール等で公式ストアが一番安いこともあります。
なので、購入の際はまず公式ストアで検討して見るのがおすすめ。