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【Ideapad Flex570レビュー】コスパ最強の液タブになるPC

12月 18, 2023

こんにちは。兼子です。

 

先日LenovoさんにIdeapad Flex570をレビュー用にレンタルさせて頂きました。

Ideapad Flexといえば、コスパの高さで有名です。多分。

しかし、実はなんとマルチタッチにも対応した、画面に直接絵が描ける液タブにもなるPCなのです。

 

コスパが高いうえに、液タブにもなるときたら絵を描く人にとっては夢のようなパソコンですよね。

 

まぁしかし!良い面の裏には悪い面もある。

というわけで、今回このIdeapad Flex570を絵を描く人目線でレビューしていこうと思います。

 

レンタル品ではありますが、レビュー内容に関しては自由に書いていいそうなので、良い所悪い所書いて行こうと思います。

兼子
Ideapad Flex570が気になる人や、液タブ兼PCになるものを探している人は参考にしてみてください


Ideapad Flex570のスペック

まずは今回レンタルした機種のスペックについて記載します。

名称 Ideapad Flex570
液晶サイズ 14インチ
本体サイズ 313.1x224.9x17.8(最薄部)
重量 1.55㎏
解像度 WUXGA液晶(1920×1200)
無線 Wi-Fi 5  Bluetooth 5.1
CPU AMD Ryzen™ 7 5700U
GPU  AMD Radeon™ グラフィックス
SSD 512GB SSD
メモリ 16GB
ペン性能 4096段階 電池式アクティブペン(付属)
駆動時間 最大13時間
インターフェース HDMI×1 USB A×2 USB C×1 ヘッドホンジャック×1 電源コネクタ×1  4-in-1メディアカードリーダー×1
office なし
価格(2022年3月現在) 74,800円

という感じ。Officeに関してはオプションでついているものも選べます。

 

 

それにしても「安すぎない・・・?」と心配になるレベル。

グラボがないにしてもCPUがRyzen7 5700Uでメモリは16㎇。

 

更にマルチタッチ対応でペンが付属でついてきて7万円台は相当安い。

 

まじで臭いとか脂っこいぐらいのデメリットがないと釣り合わない安さ。

前モデル(Ideapad Flex550)との比較

ちなみにこの前のモデルにIdeapad Flex550というもがあって、実は当ブログで実機を購入してレビューしている。

【実機レビュー】IdeaPad Flex550(AMD)を液タブとして使ってみた!【デメリット7選】

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ぶっちゃけ550から570になってそこまで大きな変化はない。

なので、当時書いたFlex550のレビュー記事とだいたい同じことを書くことになりそうなので、先にIdeapad Flex550と比べて何が良くなったか!?ってのを独断と偏見で3つ紹介します。

・USB Cが映像出力可能になった

・画面比率が16:9から16:10になった

・値段が当時より安い

USB Cが映像出力できるようになった

まず個人的に一番の嬉しいポイントは、映像出力可能になった!という所。

前機種では映像出力の際HDMIを使う必要があったのですが、Ideapad Flex570からはTypeCから映像出力がいけてしまいます。

Ideapad Flex550はTypeCから映像が出力できなかった

Ideapad Flex550の場合、液タブとか外部モニターと接続する際は上の画像のようなコードまみれになっていたのですが、この問題が解決。

 

コード一本で液タブと接続可能になりました。

画面比率が16:9から16:10になった

あと、Ideapad Flex550の時は画面比率が16:9でしたが、570は縦に若干伸びて16:10の比率になりました。

ただその分50gほど重くなっている。

値段がより安くなっている

あと自分が買ったIdeapad Flex550より、新しいモデルなのに値段が大分安くなっている。

自分がIdeapad Flex550を買った時は9万弱だったけど、Ideapad Flex570は現在74,800円。約1万5000円ほど安い。

※公式ストア価格

 

 

この物価高になにしてんの?って感じですが、これは単純にIdeapad Flex570が新作ではない為。

 

つまりIdeapad Flex570は旧作。

 

この記事を書いている2023年12月現在、最新モデルはIdeaPad Flex 5 Gen 8というやつになる。

 

なのでこの記事はiPhone15が出ている今、iPhone14をレビューしている感じ。

アシスタント
悲しい・・・

 

そんなわけでもはや在庫処分的な扱いになっているので安くなっていると思われる。

 

しかし全然性能は悪くないし、コスパは超良い!と思っているので、レビューは続けます。

実機レビュー

というわけで実際に届いたものを使ってみての感想を書いていきます。

内容物

まず入っていたものですが、超シンプル。

充電器系とペン。

そして本体。

一応レンタル品なので、正規版とは入っている物が違うとは思うけど、保証書とか取説が入っているぐらいの差だと思う。

外観とキーパッド

外観は天板がアルミニウム素材。色がストームグレーとなっております。

想像していたより結構濃い目のグレーとなっており、ぱっと見は高級感がある感じ。

 

天板以外は樹脂製?だと思うんだけど、意外とこちらも安いわりにチープな感じはない。

 

キーパッドは特殊!って程でもないと思うけど、一部キーが連なっているところがあり、若干の癖はある感じ。

(backspaceキーとか)

液タブとしての使い心地

実際にIdeapad Flex570を液タブにして絵を描いてみました。

液タブとして使ってみた使い心地に関してですが、正直描きやすくはない。

 

全然描けない!ってレベルではないけど、液タブとかタブレットとかと比べると、描きやすくはない。

何が良くない?って話だけど、カーソルの追随性?があまりよくないので、液タブとかで慣れていると結構ストレスに感じるかもしれない。

 

あとは液晶が光沢液晶なので、反射がキツイってのいうと、ペンの滑りもよくない。

「キュッキュッ」と少しひっかかるような感じ。

 

ただ遅延とか、視差とかに関しては個人的には全然問題レベルだったので、全体的には「描けなくはない!」という感じ。

これをメインで絵を描こう!とはならないけど、これ一台で一応はPC兼液タブになる強みはでかい。

 

持ち運びの際も、とりあえずこのPCだけ持っていけば絵が描けるので、出先で続きを描いたり、修正したりなんかが出来る。

また、PD充電対応の充電器があれば充電できるので、バカでかい純正のアダプターも必要ない。

 

ちなみに前作のIdeapad Flex550とペンは全く一緒の物なので、描き味に変化はない。

色味は相変わらず良くない

また、色域もNTSC45%とかなり低くなっております。

この色域の低さはFlexシリーズで今のところ代々引き継がれている。

 

残念ではあるけど、裏を返せば安さの秘訣でもある。

ここを抑える事で、これだけ安価な価格が実現しているのかもしれない。

 

実際に使ってみた感じだと、黄色味?が強くでている。

うっすい黄色をオーバーレイで重ねている感じ。

画面越しの当サイトの色味

 

実際の色味

 

まぁ色味に関しては外部ディスプレイを繋いだり、CLIPSTUDIOのコンパニオンモードを使えば、他のディスプレイで色味を確認しながら絵を描く事は出来る。

クリスタのコンパニオンモードならリアルタイムでスマホに表示できる

絵を描く上での性能的な問題は特になし

性能の低いPCだと、お絵かきソフトがフリーズする事はよくあるけど、このPCに関しては使っていた限り特になし。

CPU、メモリともに普通に絵を描くなら十分なスペックがあるので、よっぽど高負荷な作業をしない限りは問題ないと思う。

 

また、上でも書いたように、液タブにも問題なくTypeC一本で接続可能。

液タブや外部ディスプレイに繋ぐ際も一本で接続できるのは便利

※繋ぐ側もtype-Cに対応している必要はあります

これで7万円台はかなり安い

というわけで、Ideapad Flex570のレビューでした。

 

正直これだけの性能で74,800円はかなり安いと思う。

 

性能はそれなりに高いし、液タブとして使う事も出来る。

もちろんPCとしても使う事が出来るので、今パソコンを1台も持ってない人にもおすすめ。

 

ただ注意点としては、描き心地はあまり期待しない方が良い。

特に普段液タブを使っている人や、iPadのようなタブレットで絵を描いている人からすると、結構残念に感じる描き心地になると思う。

また色味も良くはないので、このPCのみで色味に気を使うような作業をするのは向いていない。

 

まぁでも板タブや液タブと繋ぐ事が出来るので、逃げ道もある。

液タブ兼PCを探している人や、これからデジタルで絵を描いてみたい人は是非検討してみてください。


 

それじゃ!

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