こんにちは。兼子です。

Tick Timeって何ぞ?って人の為に説明すると、簡単に言うとキッチンタイマーだ。
正六角中になっていて、それぞれに書いてある面を上にすることで、その時間のタイマーが起動する仕組み。
こんな感じで15の面を上にすると15分のタイマーがスタートする。

何でもメンタリストのDaiGoさんが進めたことで有名になったらしい。
この動画の13分あたりからこのタイマーについて触れております。
そんなわけでこのタイマーが一躍有名なガジェットとなったわけで、その流行に乗って買ってみたわけです。
というわけで実際にこのTick Timeを使ってみた率直な感想を書いていこうと思う。
【2023年 4月追記】 Tick Timeより便利なアプリを見つける
最近Tick Timeよりはるかに便利なアプリを見つけてしまったので先に紹介しておく。
それがFocus To-Doというアプリ。
Focus To-DoとTick Timeどっちも使ってみたけど、Focus To-Doのほうが800倍ぐらいおすすめできる。
詳しくは以下の記事に書いているので、Tick Timeの購入を考えてる人は是非一度読んでみてほしい。
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Tick TimeよりスマホアプリのFocus To-Doの方がおすすめな件【ポモドーロテクニック】
こんにちは。兼子です。 今年の初めあたりにTick Timeというものを買いました。 女子大生 何それ? ポモドーロテクニックを使う際に便利なタイマー 兼子 詳しくは以下の ...
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タイマーに5,000円越えは高すぎる
多分よほど金持ち以外このタイマーに対して誰もが思うであろう疑問。
高すぎない!?
もちろん自分も思った。
いかにもガジェットっぽい見た目をしているとはいえ、タイマーが6,000円近くするのはいささか違和感を感じてしまう。
実際手にしてみたらお値段以上に感じるものもあると思うけど、正直未だにこれはちょっと高すぎると思う。
ぶっちゃけ何ができる?って言われたら時間を計る事だけなので、数百円で買えるキッチンタイマーと能力は変わらない。
とはいえもちろん値段の高さにはそれなりの理由があるので、なんとか掘り下げて解説していきたい...
Tick Timeはポモドーロ・テクニックに特化したタイマー
そもそもこのタイマーはポモドーロ・テクニックという時間管理術を実行するためのタイマーと言っても過言ではない。
ポモドーロテクニックとは?
つまり25分作業して、5分ほど休む。そしてまた25分の作業→休憩・・・というのを4セット繰り返す。その後は少し長めの休憩をとり、再び25分+5分の休憩・・・というのを繰り返す時間管理術。

って気もするけど、そもそも人間の集中力には限界があるので、集中力が切れる前に休憩することでより長く作業に集中できる方法らしい。
今良い波に乗っているから!と張り切りすぎると、逆にその反動でやる気が起き無くなる。
なのであえて集中力が切れない所で一旦休憩をはさむことで、その後再始動しやすくなる。
その時間が25分がベストとされている。らしい。
なのでもちろん25分セット用の面もある。
メモ
他にも3分、5分、10分、15分、30分のセットが可能
Tick Timeのメリット
この高すぎるキッチンタイマーにはもちろんそれなりにメリットがある。
ただのキッチンタイマーとは違う。
転がすだけでセット
まず一番はセットが簡単という所。
このタイマーの魅力はまさにここ。この機能が4,800円分ぐらいの価値になっている。
スマホやキッチンタイマーでも時間を計ることは容易だけど、毎回セットしていると意外と面倒に感じてくる。
その手間を最小限に減らすことで、よりスムーズに作業に入る事が出来る。
また、タイマー機能しかない事で、その他の誘惑に襲われることもない。
例えばスマホで計測すると、毎度スマホをいじる事になる。
その際にメールやラインが来ているとつい見てしまい、タイマーを忘れる事すらあると思う。
そういった誘惑や、手間を極限まで排除して、とにかく作業に集中しやすい作りになっているわけだ。
デジタルで減っていくメモリでやる気が落ちにくい
そしてこのいかにもガジェットらしい液晶にはメモリがついていて、このメモリが時間と共にどんどん減っていく。
メモリが減る事で達成感を得る事が出来、やる気の低下を防いでくれる。
単純に見た目もかっこいいので、なんとなくモチベーションも上がる。と思う
音量調節可能で電池交換も不要
もちろん音量調節もできるし、音を出したくない時は光だけの設定も可能。
外出先で使用する際も、光だけなら周りに迷惑をかける事もない。
また充電式なので、電池交換も不要。
TypeCのUSBで充電できます。
一度の充電で10時間使用できるので、よほど作業しまくる人でなければ1日は持つ。
キッチンタイマーとかってボタン電池が多いので、電池交換が面倒。
そういった手間がないのも楽。
Tick Timeのデメリット
そしてここからが本題だ。
個人的にデメリットを多く感じたので、辛辣に書いて行く
側面の時間の変更ができない
なんとなくよく使うであろう時間が側面に刻まれているのだけど、この時間は変更できない。
転がしてセットできる最大の時間は30分。
一応液晶横のボタンを押すことでそれ以上の時間も計測できるんだけど、めちゃくちゃめんどくさい。
ボタンが2つしかないので、何回もボタンを押すか、押し続けてないといけない。
6,000円という価格であれば、側面の時間を任意で変更できる仕様にしてほしかった。
倒さないと時間を計れないし、立てないと止められない
このタイマーは倒すことでタイマーがスタートし、上の画像のように立てると止まる。
この設定も変えられない。
立てた状態で測る事は出来ないし、倒した状態で止める事もできない。
そしてポケットの中とかに入れると何もできない。
融通の利かなさが頑固おやじレベル。
汚れやすい
また、側面がアルミっぽい素材?なんだけど、結構皮脂がつきやすい。
毎回倒したり立てたりするので、ペタペタ触らなければいけないのに、触るとどんどん汚れていく。
できれば指紋が付きにくいマットな質感にしてほしかった。
ストップウォッチの使い道がわからない
このタイマーはストップウォッチ機能もある。
使い方は画像のように、底面を上にすることで自動的に開始される。


ひっくり返す事で時間は見れるけど、計測も止まる。
もはや使い道が知れない。
まぁポモドーロ・テクニックには必要のない機能だから、おまけ程度につけたのだと思うけど、本当におまけ程度。
ジーパンのポケットの中のポケットくらいのおまけ機能。
音が大きい
上でも書いたように、一応音量の設定もできるのだけど、最低音量でも結構大きい。
※結構でかい音が出ます
最大音量に至っては大きすぎて警報と感じて焦るレベル。
木造アパートならクレームがくると思う。
つまりちょっとうるさい~警報レベルでしか音量の変更ができない(個人的な感想です)
もう少し小ささのバリエーションが欲しかった。
実際ポモドーロ・テクニックをやってみた感想
ポモドーロ・テクニックは以前から知っていたので、やったことはありました。
自分はやる際にはいつもYouTubeの動画を利用していました。
ただ、どうしてもYouTubeの画面を開くと他の動画に目移りしてしまったりするので、ある意味集中できていませんでした。
そんなわけでこのタイマーを買ってみたわけです。
このタイマーを使ってやってみた感想はYouTubeよりは集中しやすい。
余計な動画に目移りすることはないし、デジタルのメモリが減っていく事で達成感もある。
この辺はただのキッチンタイマーにはない特別な機能だ。
それにやってみると、25分は絶妙な時間設定だと思う。
というのも元が集中力がない人間なので、20分くらいでやる気を失いかける事があるんだけど、ふとタイマーを見るとあと少しの表示。
それを見るともう少し頑張るか!って気持ちになる。
ポモドーロテクニックはやり始めれば良いと思うけど、やり始めるまでのハードルが高くなっていく
やってみると意外と良いぞ!って思うんだけど、結構やり始めるまでのハードルは高い。
最初は興味本位でやってみるか!ってなるんだけど、慣れてくると「今日はいいか・・・」的な気持ちになる事が増える。
「今日はぶっ続けでやりたいんだよな!」って言い訳が頭をよぎって次第にやらなくなる。
ただ、約6,000円を投資したことで、やらなきゃ!って気分にもなる。

確かにぶっ続けで2時間とかやることはできるんだけど、一気にやるとその後の休憩が恐ろしく長くなる。
なので多分ポモドーロテクニックをやった時の方が結果的に長い時間集中して作業できてる気がするから、頑張って習慣化したい所存
便利は便利だけど6,000円は高すぎる
というわけでTick Timeを買ってみたわけだけど、冒頭でも言ったように個人的には高いと思う。
せめて側面の時間を変更できるとかなら色々使い道も増えて良いかなぁと思うけど、本当にポモドーロテクニック用という感じ。
2~3,000円程だったら良い買い物に思えたと思う。
ただまぁ作業効率を上げてくれるもの!と考えれば、人によってはすぐに6,000円以上の価値を作ってくれる可能性もある。
DaiGoさんも高いけど、充分にもとはとれると言っているので、人によりけりなのかなと。
自分も元が取れるようにしたい。
とにかくポモドーロ・テクニックをやる際のガジェットって感じなので、気になる人はまずポモドーロ・テクニックを試してみると良いかもしれない。
その上で自分にあっているのなら、買って損はないと思う。
一応仕様用途に料理とか書いてあるけど、料理用なら180%普通のキッチンタイマーの方が良い。
ちなみにスマホのアプリでFocus To Doっていうのがあるんだけど、任意の作業時間と休憩時間を自動でループしてくれる。
なので一度始めるとそれ以降スマホを使うことなくポモドーロできる。
無料でも使えるし、有料版も1500円程度の買い切りなので、正直個人的にはこっちのほうがおすすめ。
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Tick TimeよりスマホアプリのFocus To-Doの方がおすすめな件【ポモドーロテクニック】
こんにちは。兼子です。 今年の初めあたりにTick Timeというものを買いました。 女子大生 何それ? ポモドーロテクニックを使う際に便利なタイマー 兼子 詳しくは以下の ...
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それじゃ