こんにちは。兼子です。

それがこちら

1年くらい前に発売されたものなので、新しい製品って訳じゃないですが、当時13万ほどした商品が現在10万程に値下がりしていたので買ってみました。
10万円に下がったとはいえ、正直タブレットとしてはかなり高額。
ただそれ相応のスペックに加え、付属品が充実しているのでコスパは悪くない。
はず。。。
というわけで実際に買ってみたこちらをレビューしていこうと思います。
また、タブレットの魅力についても書いて行くので、タブレットを検討している人は是非参考にしてみてください。
タブレットの魅力
タブレットって聞くと、反射的に「要らなくね?」って思う人も多いと思う。
実際自分もタブレットに対してそこまで好意的に思っていませんでした。
パソコンとスマホの中間に位置する、どっち付かずの中途半端な存在と思っていました。
がしかし!
昨年HUAWEIのMatePad Proを買ってみたことで、意識が180度変わりました。

そう思えるようになりました。
ちょっと外でブログを書きたい時とか、絵を描きたいときにかなり重宝するんですよね。
以前まではノートパソコンを使っていたのですが、ノートパソコンだと結構重い。
タブレットは重量も軽いし、動作も軽いのでのタブレットを愛用するようになりました。
また、家の中でも机で作業するのがしんどい時なんかは、タブレットをベッドやテーブルに持ち出して作業することもありました。

確かにSurfaceのようなタブレットPCとかでなければWindows専用ソフトなどは使えません。
ただ自分の場合よく考えたら出先でそういったソフトを使うことはほとんどない。
絵が描けてブログが書ければ十分。本格的な作業は家のPCでやればいい。
というわけで、タブレットが意外と重宝しているんです。
Lenovo Tab P12Proのスペック
今回買ったタブレットのスペックにはこんな感じ。
ディスプレイサイズ | 12.6インチ |
CPU | Qualcomm Snapdragon 870 |
画質 | 2560×1600 |
液晶 | 有機EL グレア液晶 |
リフレッシュレート | 120Hz |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
カメラ | アウトカメラ: 約1300万画素 超広角500万画素、インカメラ: 800万画素 |
バッテリー | 7250mAh 駆動時間=約12時間 |
重さ | 565g |
値段(2023年9月現在の公式ストア価格) | 99,880 |
全体的にタブレットとしてはかなり高性能な部類だと思います。
ペンの性能
ちなみに付属品のペンは4,196段階の筆圧検知レベルがある。
また、磁気充電にも対応していて、背面にくっつける事で自動ペアリング&充電ができる。
サイドには物理ボタンがひとつだけついています。
P12 Proの内容物
P12 Proに入っていた中身はこんな感じ。
- 本体
- キーボードカバー
- 背面用カバー
- 充電器(30w)
- 充電ケーブル(typeC to typeC)
- イヤホンジャック変換アダプタ
- ペン
- 替え芯
- SIMピン(SDカードを取り出すとき用)
- 充電ケーブル
かなりてんこ盛りな内容物となっております。
近年タブレット端末はアクセサリー類をとことん別売り&高単価にして搾取する傾向が強い中、全て付属品として入れてくれるのはかなりありがたい。
P12 Proを実際に使ってみての感想
というわけで、実際に使ってみた感想を書いていこうと思います。
液タブとしての描き心地について
一応このタブレットを使って一枚絵を描いてみました。
ただ見ての通り結構粗い。ラフですか?って感じになっております。
というのも、やっぱりまだ慣れなくて、細かい作業が結構きつくてギブアップ。
その後PCで加筆したました。

PCで加筆後
実際に液タブとして使ってみた感想について書くと、個人的にはあまり描きやすくはなかった。
全然描けない!ってレベルじゃないけど、想像していたよりは描きづらかった。
一番気になってしまったのが、ペン先がラバーっぽい質感な所
滑りが悪く、引っ付くような感触があまり描いてて気持ち良くない。
ペンの材質がペーパーライクフィルムとの相性が悪い
その為、ペーパーライクフィルムみたいなザラザラした質感のフィルムとの相性はあまり良くない。
摩擦が強くなりすぎて、かなり引っ掛かりを感じる。
特に少しペンを寝かせると、かなり滑りが悪くなります。
慣れればあまり気にならなくなるかもしれませんが、硬いペン先で慣れてる人だと最初は結構気になると思う。

って話ですが、何も貼らないと光沢液晶なので反射がきつい。
↑こんな感じで、何も貼らないと光の反射がかなりキツイ。
また、指紋もベッタベタについてしまうので、個人的には滑りが悪くなるけど貼った方が良いかなって感じ。
視差や遅延は個人的には気にならない
視差や遅延に関しては個人的には気にならないレベル。
厳密に言えばあるけど、よほど敏感な人でなければ描きにくいと感じる程ではないと思う。
ペンやペン先が現状売っていない
もう一つ気になった点で言うと、2023年9月現在、替え芯やペン本体が公式ストアやAmazon等で売っていない。
アリエクスプレスには売っていたけど...使った事がない通販サイトなのであまり使いたくはない。
なので公式ストアから売り出してほしいけど、1年前の物が未だ出てない事を考えると今後発売されるかは怪しい。
描きやすさはHUAWEIのMatepad Proの方が良かった
ちなみに以前まで使っていたHUAWEIのMatepad Proと比べると、個人的にはMatepad Proの方が描きやすさは上でした。

Matepad Pro
HUAWEIのペンの方がペン先が固くしっかりしているので、自然な描き心地っていうのと、視差や遅延も同等かそれ以上に少ない。
まじでHUAWEIの技術はすごい。
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Matepad Proは10.8インチで、P12Proは12.6インチなので、約2インチの差がある。

上がP12Pro、下がMatepad Pro
こうして比べてみると結構差があるのがわかると思う。
正直10インチでも描けない事はないんだけど、もう少し大きい方が良い。
またブログを書いたり、動画を見たりする際も、もう少し画面が大きかったらなぁ。って思いがでてしまっていたので12インチのタブレットに乗り換える事にしました。
Antutuベンチマークスコア
Antutuベンチマーク(Ver10)で測定してみた結果は約83万点でした。
以前使っていたHUAWEIのMatepad Proが60万点ほどだったので、それよりもかなり高い点数になっていました。
顔認証や指紋認証、操作性はノンストレス
Androidタブレットとしてはかなりハイエンドなタブレットというだけあって、認証精度はかなり良い。
指紋も顔もパッと認証してくれる。
本当に認証した?と疑いたくなるレベルで早い。
↑これが顔認証。
良い位置に顔があれば、本当に押した瞬間に解除される。
リフレッシュレートも120Hzなので、操作性もかなりヌルヌルしていて気持ちが良い。
カバー込みだとちょっと重いけど持ち運び性能は良い
重さに関しては、本体のみなら約570gとかなり軽い。
ただカバーやペンを入れると1㎏は超える重さ。
キーボードがかなりしっかりしている分、それなりに重いので結果的に1キロオーバーになってしまっている。
まぁしかし、個人的にはそこまで気になる重さではないかな。という感じ。
1.5㎏のノートパソコンを持ち運んでた時と比べたらかなり軽くなった。
あくまで個人的な重さに対する感想はこんな感じ↓
重量 | 感想 |
2㎏ | 出来れば持ち運びたくない重さ。家の中なら良い。 |
1.5㎏ | 必要なら持ち運びするけど、出来れば持ち運びたくはない重さ。たまに持ち運ぶ程度なら良い。 |
1㎏ | 必要であれば全然持ち運べる重さ。長時間歩くときは持ち運びたくはない。 |
500g~1㎏以下 | とりあえずバッグに入れておくレベルで気にならない重さ。どこにでも持ち運べる |
あと、ペンをカバー内に収納できるのが結構ありがたい。
バッグに入れてもペンが外れてどっか行く心配もない。
最初は裏面に収納ってめんどくさいと思ったけど、使わない時にしっかりとした場所にしまえるのは便利。
HUAWEIのMatepad Proはトップにマグネットでくっ付くんだけど、バッグに入れると大抵外れるんですよね。
なので収納できるのは結構便利でした。
付属のキーボードがかなり良い
P12Proの特によかったと感じたのが、キーボード。
他のレビューでも結構言われている事だけど、本当に付属品とは思えないレベルでしっかりしている。
トラックパッドも付いているので、マウスなしでも快適に作業できる。
外でのブログのライティング作業などもかなり捗る。
取り外してワイヤレスで使えるのが最高
また、何より感動したのがBluetooth接続+バッテリー付きなので、取り外して使う事が出来る。
なんのメリットがあるの?って感じだけど、絵を描くときはキーボードがくっついていると描きづらい。
なのでこうやって外して使えるのは超便利。
絵の描き心地以外は最高に良いタブレット
というわけで、P12 Proを使ってみた感想でした。
絵の描き心地に関しては、正直期待を下回っていたけど、その他の部分は個人的にはかなり良かった。
値段は安くはないけど、相応の使い勝手の良さだと思う。
あと結構キーボードが別売りで数万円したりすることもあるので、これだけ付属品が充実していることを考えると、高くはないと思える。
ただ、絵の描き心地を求めるならGalaxy Tab S9シリーズとか、iPad Proとかの方が良いと思う。
それじゃ
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