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【Lenovo P12Pro実機レビュー】12.6インチで高性能なうえに液タブにもなる!ただ描きやすくはない

9月 18, 2023

こんにちは。兼子です。

 

兼子
先日新しいタブレットを買いました

 

それがこちら

兼子
レノボのP12Pro

1年くらい前に発売されたものなので、新しい製品って訳じゃないですが、当時13万ほどした商品が現在10万程に値下がりしていたので買ってみました。

 

10万円に下がったとはいえ、正直タブレットとしてはかなり高額。

ただそれ相応のスペックに加え、付属品が充実しているのでコスパは悪くない。

 

はず。。。

 

というわけで実際に買ってみたこちらをレビューしていこうと思います。


また、タブレットの魅力についても書いて行くので、タブレットを検討している人は是非参考にしてみてください。

Lenovo Tab P12Proのスペック

今回買ったタブレットのスペックにはこんな感じ。

ディスプレイサイズ 12.6インチ
CPU Qualcomm Snapdragon 870
画質 2560×1600
液晶 有機EL グレア液晶
リフレッシュレート 120Hz
メモリ 8GB
ストレージ 256GB
カメラ アウトカメラ: 約1300万画素 超広角500万画素、インカメラ: 800万画素
バッテリー 7250mAh 駆動時間=約12時間
重さ 565g
値段(2023年9月現在の公式ストア価格) 99,880

タブレットとしては高性能な部類だと思います。もっと性能が良い物もありますが、絵を描くには十分なスペックだと思います。

ペンの性能

ちなみに付属品のペンは4,096段階の筆圧検知レベルがある。

また、磁気充電にも対応していて、背面にくっつける事で自動ペアリング&充電ができる。

 

サイドには物理ボタンがひとつだけついています。

P12 Proの内容物

P12 Proに入っていた中身はこんな感じ。

  • 本体
  • キーボードカバー
  • 背面用カバー
  • 充電器(30w)
  • 充電ケーブル(typeC to typeC)
  • イヤホンジャック変換アダプタ
  • ペン
  • 替え芯
  • SIMピン(SDカードを取り出すとき用)
  • 充電ケーブル

かなりてんこ盛りな内容物となっております。

 

近年タブレット端末はアクセサリー類をとことん別売り&高単価にして搾取する傾向が強い中、全て付属品として入れてくれるのはかなりありがたい。

P12 Proを実際に使ってみての感想

というわけで、実際に使ってみた感想を書いていこうと思います。

液タブとしての描き心地について

実際にこちらのタブレットを使って一枚絵を描いてみました。

例のごとく当ブログのオリジナルキャラクターを描いてみました。

ただ見ての通り結構粗い。ラフですか?って感じになっております。

 

というのも、やっぱりまだ慣れなくて、細かい作業が結構きつくて途中でギブアップ。

 

その後PCで加筆しました。

PCで加筆後

 

実際に液タブとして使ってみた感想は、個人的にはあまり描きやすくはなかった。

全然描けない!ってレベルじゃないけど、想像していたよりは描きづらかった。

 

一番気になってしまったのが、ペン先がラバーっぽい質感な所

滑りが悪く、引っ付くような感触があまり描いてて気持ち良くない。

 

ちょっとしたスケッチとか、クロッキーする時の練習用としてならそこまでストレスには感じないレベル。

ペンの材質がペーパーライクフィルムとの相性が悪い

ただ上で書いたように、ペン先がラバーっぽいのでペーパーライクフィルムみたいなザラザラした質感のフィルムとの相性はあまり良くない。

摩擦が強くなりすぎて、かなり引っ掛かりを感じる。

 

少しペンを寝かせると、より滑りが悪くなります。

慣れればあまり気にならなくなるかもしれませんが、硬いペン先で慣れてる人だと最初は結構気になると思う。

 

アシスタント
ペーパライクフィルムを貼らなければ良いんじゃない?

って話ですが、何も貼らないと光沢液晶なのでかなり反射する。

↑こんな感じで、何も貼らないと光の反射がかなりキツイ。

 

また、指紋もベッタベタについてしまうので、個人的には滑りが悪くなるけどノングレアのフィルムを貼った方が良いかなって感じ。

視差や遅延は個人的には気にならない

視差や遅延に関しては個人的には気にならないレベル。

 

厳密に言えばあるけど、よほど敏感な人でなければ描きにくいと感じる程ではないと思う。

ペンやペン先が現状売っていない

もう一つ気になった点で言うと、2023年9月現在、替え芯やペン本体が公式ストアやAmazon等で売っていない。

アリエクスプレスには売っていたけど...個人的には使った事がない通販サイトなのであまり使いたくはない。

 

なので公式ストアから売り出してほしいけど、1年前の物が未だ出てない事を考えると今後発売されるかは怪しい。

描きやすさはHUAWEIのMatepad Proの方が良かった

ちなみに以前まで使っていたHUAWEIのMatepad Proと比べると、個人的にはMatepad Proの方が描きやすさは上でした。

Matepad Pro

HUAWEIのペンの方がペン先が固くしっかりしているので、自然な描き心地っていうのと、視差や遅延も同等かそれ以上に少ない。

まじでHUAWEIの技術はすごい。

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兼子
ただMatepad Proは画面がちょっと小さい

 

Matepad Proは10.8インチで、P12Proは12.6インチなので、約2インチの差がある。

上がP12Pro、下がMatepad Pro

こうして比べてみると結構差があるのがわかると思う。

 

持ち運びに関してはMatepad Proの方が良いけど、絵を描くのにはちょっと小さい。

Antutuベンチマークスコア

Antutuベンチマーク(Ver10)で測定してみた結果は約83万点でした。

以前使っていたHUAWEIのMatepad Proが60万点ほどだったので、それよりもかなり高い点数になっていました。

ちなみに60万点のMatepad Proでも特段絵を描く上で動作の不満はなかった。

顔認証や指紋認証、操作性はノンストレス

Androidタブレットとしてはかなりハイエンドなタブレットというだけあって、認証精度はかなり良い。

指紋も顔もパッと認証してくれる。

 

本当に認証した?と疑いたくなるレベルで早い。

↑これが顔認証。

良い位置に顔があれば、本当に押した瞬間に解除される。

 

リフレッシュレートも120Hzなので、操作性もかなりヌルヌルしていて気持ちが良い。

画面もめちゃくちゃ綺麗

Lenovo Tab P12 Pro

引用:https://www.lenovo.com/jp/ja/p/tablets/android-tablets/tablets-p-series/lenovo-tab-p12-pro/len103l0008?orgRef=https%253A%252F%252Fwww.google.co.jp%252F

画面解像度は2560×1600とサイズのわりにかなり高め。

 

また有機ELディスプレイってのもあり、かなり鮮明でめちゃくちゃ綺麗。

動画視聴用のタブレットとしてはかなり良いと思う。

カバー込みだとちょっと重い

重さに関しては、本体のみなら約570gとかなり軽い。

ただカバーやペンを入れると1㎏は超える重さ。

キーボードがかなりしっかりしている分、それなりに重いので結果的に1キロオーバーになってしまっている。

ただキーボードとペン付きって考えるとそこまで重くない。

 

あくまで個人的な重さに対する感想はこんな感じ↓

重量 感想
2㎏ 出来れば持ち運びたくない重さ。家の中なら良い。
1.5㎏ 必要なら持ち運びするけど、出来れば持ち運びたくはない重さ。たまに持ち運ぶ程度なら良い。
1㎏ 必要であれば全然持ち運べる重さ。長時間歩くときは持ち運びたくはない。
500g~1㎏以下 とりあえずバッグに入れておくレベルで気にならない重さ。どこにでも持ち運べる

毎日持ち運びをするぐらい頻繁ならもう少し軽い方が良いかなって感じ。

 

ただ、ペンをカバー内に収納できるのは結構ありがたい。

バッグに入れてもペンが外れてどっか行く心配もない。

最初は裏面に収納ってめんどくさいと思ったけど、使わない時にしっかりとした場所にしまえるのは便利。

 

HUAWEIのMatepad Proはトップにマグネットでくっ付くんだけど、バッグに入れると大抵外れるんですよね。

なので収納できるのは結構便利でした。

付属のキーボードがかなり良い

P12Proの特によかったと感じたのが、キーボード。

他のレビューでも結構言われている事だけど、本当に付属品とは思えないレベルでしっかりしている。

トラックパッドも付いているので、マウスなしでも快適に作業できる。

外でのブログのライティング作業などもかなり捗る。

取り外してワイヤレスで使えるのが最高

また、何より感動したのがBluetooth接続+バッテリー付きなので、取り外して使う事が出来る。

なんのメリットがあるの?って感じだけど、絵を描くときはキーボードがくっついていると描きづらい。

なのでこうやって外して使えるのは超便利。

タブレットの魅力

一応最後に自分感じているタブレットの魅力について語っておきます。

 

正直タブレットって聞くと、反射的に「要らなくね?」って言う人っていると思う。

実際自分もタブレットに対してそこまで好意的に思っていませんでした。

 

どうしてもパソコンとスマホの中間に位置するどっち付かずの中途半端な存在って感じですよね。

 

がしかし!

 

昨年HUAWEIのMatePad Proを買ってみたことで、意識が180度変わりました。

 

兼子
タブレットいいじゃん!

 

そう思えるようになりました。

ちょっと外でブログを書きたい時とか、絵を描きたいときにかなり重宝するんですよね。

 

以前まではノートパソコンを使っていたのですが、ノートパソコンだと結構重い。

まぁもちろん軽いのもあるんですが、画面に直接絵が描けるノートパソコンはそうそうない。

 

アシスタント
でもタブレットってパソコンと同じことはできないよね

確かにSurfaceのようなタブレットPCとかでなければWindowsとかmac専用ソフトなどは使えません。

 

ただ自分の場合よく考えたら出先でそういったソフトを使うことはほとんどない。

絵が描けてブログが書ければ十分。本格的な作業は家のPCでやればいい。

 

 

というわけで、自分はタブレットが意外と相性良かったので重宝してます。

P12Proは絵の描き心地以外は最高に良いタブレット

昨年買ったHUAWEIのMatepad Proの使い勝手が思いのほかよかったので、更なる高みを目指して今回LenovoのP12Proを買ってみたのですが…

正直絵の描き心地に関しては期待を下回っていました。

 

その他の部分は個人的には文句の着けようがない程満足。

ブログ執筆作業とか、動画視聴なんかは圧倒的にLenovoの方P12 Proの方が良い。


 

ただ、どっちを使うかってなったら、絵の描きやすさを重視してしまうので、Mtepad Proかな…という感じ。

Matepad Proのレビュー記事もありますので、気になる方は是非こちらもチェックしてみてください。

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それじゃ

 

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