こんにちは。兼子です。
当ブログでは液タブとしても使えそうなPCを頻繁に紹介していますが、今回またすごいのが出てきました。
それがこちら

引用:https://consumer.huawei.com/jp/laptops/matebook-e-2022/
HUAWEIのタブレットPC、MateBook Eです。
なんというかもう

キックスタンドや着脱式のキーボード、そしてペン、なんかいろいろSurfaceと似ている!
そして個人的にこれ、かなり良さげな液タブになるタブレットだと思います。
というわけで今日はこのHUAWEI MateBook EをSurfaceと比較しながら紹介していこうと思います。
目次
HUAWEI MateBook Eのスペック
まずスペックですが、2種類あります。
下位スペック | 上位スペック | |
OS | Windows11 S | Windows11 home |
サイズ | 12.6インチ | 12.6インチ |
解像度 | 2560×1600 | 2560×1600 |
CPU | Core i3 1110G4 | Core i5 1130G7 |
GPU | UHDグラフィックス | Iris® Xe グラフィックス |
SSD | 128GB | 256GB |
メモリ | 8GB | 8GB |
ペン性能 | 4096段階 充電式アクティブペン(別売り) | 4096段階 充電式アクティブペン(別売り) |
office | WPS Office2 | WPS Office2 |
重量 | 709g | 709g |
バッテリー | 約8.1時間 | 約7.4時間 |
キーボード | なし | 付属 |
価格(2022年3月現在) | 約88,000円 | 約139,800円 |
こんな感じ。
下位スペックのものはCPUだけでなく、GPU性能も低くなりますのでご注意ください。
またキーボードも下位の方はつかないので、上位モデルと比べて結構な差があります。
ただどちらも中国版のofficeソフト、WPS officeというのものが標準搭載されているようです。
インターフェース
このMateBook Eのインターフェースは何と!!
USB Type-C x 1(Thunderbolt™ 4、充電、データ転送、ディスプレイポート対応)
3.5 mm ヘッドセットジャック (CTIA規格) x 1
のみ!
typeAはもちろんの事、SDスロットやHDMI等はありません。
全てをtypeCで済ませろ!って事なんだろうけど、そのtypeCが1個しかないってのがかなりトラップですよね。
映像出力で使ったら充電ができないという代物。
なので個人的にはType Cドックが必須になるかと思います。
MateBookとSurface Pro8の比較
というわけで、冒頭で触れた見た目がそっくりなSurface Pro8と比較してみようと思います。
Surfaceはスペックが色々あるので、MateBookの上位スペックのものと近似値のスペックのものとで比較します。
MateBook E | Surface Pro8 | |
OS | Windows11 home | Windows11 home |
サイズ | 12.6インチ | 13インチ |
解像度 | 2560×1600 | 2880×1920 |
CPU | Core i5 1130G7 | Core i5-1135G7 |
GPU | Iris® Xe グラフィックス | Iris® Xe グラフィックス |
SSD | 256GB | 256GB |
メモリ | 8GB | 8GB |
ペン性能 | 4096段階 充電式アクティブペン(別売り) | 4096段階 充電式アクティブペン(別売り) |
office | WPS Office2 | Office Home & Business 2021 |
重量 | 709g | 891g |
バッテリー | 約7.4時間 | 約16時間 |
キーボード | 付属 | 別売り |
価格(2022年3月現在) | 約139,800円 | 約148,280円 |
やっぱり値段的にはSurfaceの方が約1万円程高い。
ただ画面サイズや解像度は若干Surfaceの方が高いです。
また、インターフェースもSurfaceはtypeC端子(Thunderbolt4)が2つと、充電用のコネクタも別途あるので、そこらへんもSurfaceの方が良いのかなと思います。
そして駆動時間に関してはSurfaceの方がかなり良い。
ただ別売りのペンに関しては、Surfaceスリムペンは充電器と合わせて買うと約2万円なのに対して、HUAWEIのM Pencilは約13,000円で買う事が出来ます。
MateBook Eは画面が有機ELディスプレイでかなり綺麗
またMateBook Eは画質もフルHD以上でかなり綺麗なのですが、それだけではなく、液晶が有機ELディスプレイで色域もかなり広い。

引用:https://consumer.huawei.com/jp/laptops/matebook-e-2022/

引用:https://consumer.huawei.com/jp/laptops/matebook-e-2022/
もう専門用語尽くしでいったいどれだけ綺麗なのかはよくわからないけど、とにかく相当きれいな液晶を採用されております。
Surfaceは有機ELディスプレイではないので、解像度はSurfaceの方が高いけど、画面の綺麗さはMateBook Eの方が良いのかと思います。
M-pencilの描き時は良い
そして何よりの魅力が、液タブになるって所ですよね。
実際自分はMatebook Eを持っていないのですが、同じHUAWEIのMatepad Proを持っている。
なのでHUAWEIのM-Pencil2を使った事があるのですが、描き心地はかなり良いです。
ペンの太さや形状がかなりapplePencilに似ていますが、描き心地も似ている。
と思う。
正直applePencilをほとんど使ったことがないので、あくまで予想になる。
ただ筆圧検知レベルも4096段階で充電式。
電池切れの心配もないし、軽い。
今まで使ったことある、Surface Penや、LenovoのIdeapadに付属していたペンより描き味は良いと思う。
純粋な液タブを除くと、描き心地はトップクラスに入ると思うレベル。
ただ、デメリットもある。
それがペン側にショートカットボタンがないという事。
実際使ってみると、ペンにボタンがないのは結構不便。
一応M-Pencil2にはペンをダブルタップすると機能が切り替わる機能があるのだけど、基本HUAWEI純正のアプリとかでしか使えないらしい。
実際CLIPSTUDIOとか、アイビスペイントでダブルタップしてみたけど、何も反応しなかった。
まとめ Matebook Eのメリットとデメリット
というわけでMateBook Eのご紹介でした。
まとめると
メリット | デメリット |
液タブとしても使える | インターフェースが少ない |
描き心地が良い | バッテリー持ちが良くない |
画面が綺麗 | ペンにショートカットボタンがない |
という感じ。特に個人的には液タブとして使うにはかなり良いタブレットだと思う。
最初は若干高い気がしたけど、画面の綺麗さとかを見るとめちゃくちゃ良いですよね。
デメリットもあるけど、絵を描く人ならそれ以上にメリットを享受できるんじゃないかなと思います。
また、タブレットの形をしていますが、PCでもあるので別途液タブやペンタブも接続できます。
現在公式ストアではcore i5モデルを買うと無料でM-Pencilが付いてきます。
それじゃ